ハサカ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターによると、シャッダーディー市近郊の第47橋に設置された内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所で爆弾を積んだ車がシリア民主軍と有志連合の合同パトロール部隊を狙って自爆攻撃を行ったと発表した。
合同パトロール部隊はシャッダーディー市で通常のパトロール任務を行っていたという。
シリア民主軍がこの自爆攻撃に適切に対処し、被害を最小限に食い止めたという。
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有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/OIRSpox)を通じて、「我々は、米国とシリアの協力部隊の合同の車列が今日シリアで車爆弾によると思われる攻撃を受けたことを確認した。米軍に犠牲者は出なかった」と発表した。
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だが、SANA(1月21日付)などによると、YPG戦闘員4人が死亡、米軍兵士2人が負傷した。
爆弾を積んだ自動車は、車列が通過するのに合わせて爆発したという。
これに関して、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(1月21日付)は、「殉教戦士1人がハサカ県シャッダーディー市南部にあるアサーイシュの第47検問所で、米軍とアサーイシュの合同の車列を車爆弾で攻撃した」と伝えた。
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ANHA(1月21日付)は事件現場の映像や写真を公開した。
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一方、ANHA(1月21日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局が共同(分割)統治を行うカーミシュリー市で、内務治安部隊(アサーイシュ)がワゴン車に仕掛けられた爆弾を撤去した。
AFP, January 21, 2019、ANHA, January 21, 2019、AP, January 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2019、al-Hayat, January 22, 2019、Reuters, January 21, 2019、SANA, January 21, 2019、UPI, January 21, 2019などをもとに作成。
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