ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月22日付)を公開し、1月21日に難民974人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは438人(うち女性132人、子供223人)、ヨルダンから帰国したのは536人(うち女性161人、子供273人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は107,689人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者44,717人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者62,972人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 336,969人(うち女性101,116人、子供171,748人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民226人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは30人(うち女性11人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは196人(うち女性61人、子供89人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は4,552人(うち女性1,555人、子供2,017人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,272,922人(うち女性384,042人、子供645,783人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, January 22, 2019をもとに作成。
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