ドナルド・トランプ米大統領はCBSのインタビュー(2月3日付)で、必要が生じたら、米軍部隊をただちにシリアに戻すと述べ、シリア駐留米軍を撤退させる意思を改めて示す一方、イラクには部隊を駐留させ、「真の問題」であるイランに目を光らせると強調した。
トランプ大統領は「我々はジハード主義者たちが占領していた地域の99%を今のところ制圧している。我々は近くカリフ制の領地の100%を回復したと発表するだろう…。だが、少数の勢力が残っているからといって、軍をとどめておくことはしない。我々は必要とあれば戻る。我々は非常に素早く戻ることができる」と述べた。
また「我々は(イラクからは)去らない。イラクには基地があり、政府は、シリアから撤退しつつ、ジハード主義者を打ちのめすため、この基地を使用する」としたうえで、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うためにシリアに展開している(米軍)部隊2,000人は帰国を開始したと改めて明言、「カリフ制の残りの領土を再び制圧したとき、米軍部隊はイラクの基地に所属することになり、最終的には帰国する」と述べた。
AFP, February 4, 2019、ANHA, February 4, 2019、AP, February 4, 2019、CBS News, February 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2019、al-Hayat, February 5, 2019、Reuters, February 4, 2019、SANA, February 4, 2019、UPI, February 4, 2019などをもとに作成。
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