ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから406人、ヨルダンから632人の難民が帰国、避難民32人が帰宅(2019年2月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月5日付)を公開し、2月4日に難民1,038人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは406人(うち女性122人、子供207人)、ヨルダンから帰国したのは632人(うち女性190人、子供322人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は124,067人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者51,410人(うち女性15,550人、子ども26,137人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者72,657人(うち女性21,823人、子ども37,040人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 353,347人(うち女性106,031人、子供180,099人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民32人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは32人(うち女性10人、子供14人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は7,858人(うち女性2,680人、子供3,465人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,276,454人(うち女性385,249人、子供647,245人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 5, 2019、SANA, February 5, 2019をもとに作成。

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