『ガーディアン』(2月7日付)は、英国とイラクの複数の諜報機関高官の話として、シリアのダイル・ザウル県にあるダーイシュ(イスラーム国)の支配地域で、アブー・バクル・バグダーディー指導者に対する反乱と同氏の暗殺未遂が起きていたと伝えた。
反乱が起きたのは2019年1月、ハジーン市に近いダーイシュの支配地域にあるバグダーディー氏が潜伏していたとされる場所で、外国人戦闘員とバグダーディー氏の護衛の間で銃撃戦となり、護衛はバグダーディー氏を砂漠地帯に脱出させたという。
銃撃戦では、バグダーディー氏に随行していた外国人2人が死亡したという。
なお、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の消息筋がスプートニク・ニュース(2月9日付)に明らかにしたところによると、バグダーディー氏は米主導の有志連合とシリア民主軍が包囲するダイル・ザウル県南東部のダーイシュ支配地域で潜伏を続けているという。
AFP, February 9, 2019、ANHA, February 9, 2019、AP, February 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2019、The Guardian, February 7, 2019、al-Hayat, February 10, 2019、Reuters, February 9, 2019、SANA, February 9, 2019、Sputnik News, February 9, 2019、UPI, February 9, 2019などをもとに作成。
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