ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月11日付)を公開し、2月10日に難民1,048人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは282人(うち女性85人、子供144人)、ヨルダンから帰国したのは766人(うち女性230人、子供391人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は130,452人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者53,407人(うち女性16,151人、子ども27,157人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者77,045人(うち女性23,140人、子ども39,278人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 359,732人(うち女性107,949人、子供183,357人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民70人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは70人(うち女性21人、子供37人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は8,116人(うち女性2,770人、子供3,597人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,276,712人(うち女性385,329人、子供647,363人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 11, 2019をもとに作成。
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