ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月12日付)を公開し、2月11日に難民902人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは147人(うち女性52人、子供89人)、ヨルダンから帰国したのは728人(うち女性218人、子供371人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は131,354人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者53,581人(うち女性16,203人、子ども27,276人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者77,773人(うち女性23,358人、子ども39,649人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 360,634人(うち女性108,219人、子供183,817人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民35人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは35人(うち女性11人、子供14人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は8,151人(うち女性2,781人、子供3,611人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,276,747人(うち女性385,340人、子供647,377人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 12, 2019をもとに作成。
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