ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、トルコ日刊紙『ヒュッリイイェト』(2月18日付)のインタビューに応じ、トルコがシリア北東部に設置を求めている安全地帯に関して、「設置の必要はないと伝えている」ことを明らかにした。
ペスコフ報道官は「トルコの安全保障にかかる要求は政党だと皆が見ている。それは真摯に理解し得る権利であり、トルコがこの権利をどのように守ることができるかを(ロシア)指導部は明確にしようとしている」としたうえで、「我々はトルコに、安全地帯を設置すれば、特別な調整が必要となる…。だから、1998年にトルコとシリアの間で締結された合意(アダナ合意)があるなかで、その必要がないと伝えている」と述べた。
ペスコフ報道官はまた「(アダナ合意に従って)トルコは国境地帯で作戦を実行できる。合法的に実施できるのだ。その法的根拠は明白であり、新たな根拠は必要ない」と付言した。
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