ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月19日付)を公開し、2月18日に難民698人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは117人(うち女性35人、子供60人)、ヨルダンから帰国したのは581人(うち女性174人、子供296人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は138,764人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者55,251人(うち女性16,705人、子ども28,097人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者83,513人(うち女性25,080人、子ども42,577人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 368,044人(うち女性110,443人、子供187,596人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民199人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは37人(うち女性17人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは162人(うち女性55人、子ども77人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は8,652人(うち女性2,960人、子供3,818人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,277,248人(うち女性385,519人、子供647,584人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 19, 2019をもとに作成。
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