ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月20日付)を公開し、2月19日に難民752人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは104人(うち女性32人、子供53人)、ヨルダンから帰国したのは648人(うち女性194人、子供330人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は139,516人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者55,355人(うち女性16,737人、子ども28,150人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者56,560人(うち女性16,560人、子ども28,831人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 368,796人(うち女性110,669人、子供187,979人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
うち東グータ地方に帰宅したのは40人(うち女性14人、子供16人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは355人(うち女性136人、子ども134人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは23人(うち女性7人、子ども10人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は9,070人(うち女性3,117人、子供3,978人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,277,666人(うち女性385,676人、子供647,744人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 20, 2019をもとに作成。
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