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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから125人、ヨルダンから837人の難民が帰国、避難民166人が帰宅(2019年2月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月23日付)を公開し、2月22日に難民962人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは125人(うち女性38人、子供64人)、ヨルダンから帰国したのは837人(うち女性251人、子供427人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は142,294人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者55,722人(うち女性16,848人、子ども28,837人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者86,572人(うち女性25,997人、子ども44,136人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 371,574人(うち女性111,503人、子供189,395人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民166人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは35人(うち女性11人、子供14人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは84人(うち女性27人、子ども45人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは49人(うち女性7人、子ども30人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は9,587人(うち女性3,283人、子供4,240人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,278,183人(うち女性385,842人、子供648,006人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 23, 2019をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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