トルコのフルシ・アカル国防大臣は22日、米ワシントンDCで、パトリック・シャナハン国防長官臨時代行と会談し、シリアでの両国の協力体制や軍事作戦の是非について意見を交わした。
会談には、トルコのヤシャル・ギュレル参謀総長、米国のジョセフ・F・ダンフォード統合参謀本部議長も同席した。
トルコ国防省の発表によると、会談では、シリアでのダーイシュ(イスラーム国)に対する軍事作戦、米国による人民防衛隊(YPG)へのトルコ側の懸念、シリアの政治統合および国土統一への対応などにつて意見が交わされたという。
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会談後(23日)、アカル国防大臣は、アレッポ県北東部のユーフラテス川以西に位置する北・東シリア自治局の拠点都市マンビジュ市の処遇について、2018年6月に合意「行程表」を延滞なく実施し、早急に完了することに米国が同意したと述べた。
アカル国防大臣はまた、「シリア駐留米軍の撤退によって権力の空白が生じることは阻止する必要がある」と強調、シリア北東部に安全地帯を設置する意志を改めて示した。
アナトリア通信(2月23日付)が伝えた。
AFP, February 23, 2019、Anadolu Ajansı, February 23, 2019、ANHA, February 23, 2019、AP, February 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2019、al-Hayat, February 23, 2019、Reuters, February 23, 2019、SANA, February 23, 2019、UPI, February 23, 2019などをもとに作成。
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