ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月25日付)を公開し、2月24日に難民838人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは104人(うち女性32人、子供53人)、ヨルダンから帰国したのは734人(うち女性220人、子供374人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は143,996人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者55,978人(うち女性16,925人、子ども28,467人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者88,018人(うち女性26,431人、子ども44,873人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 373,276人(うち女性112,014人、子供190,262人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民86人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは39人(うち女性13人、子供18人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは47人(うち女性19人、子ども22人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は10,693人(うち女性3,735人、子供4,612人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,279,289人(うち女性386,294人、子供648,378人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 25, 2019をもとに作成。
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