ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月5日付)を公開し、3月4日に難民625人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは153人(うち女性46人、子供78人)、ヨルダンから帰国したのは472人(うち女性142人、子供241人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は150,465人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者58,272人(うち女性17,614人、子ども29,638人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者92,193人(うち女性27,684人、子ども46,003人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 379,745人(うち女性113,956人、子供193,563人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民182人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは39人(うち女性13人、子供18人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは26人(うち女性8人、子ども11人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは117人(うち女性34人、子ども40人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は11,564人(うち女性4,013人、子供5,015人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,280,342人(うち女性386,608人、子供648,818人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 5, 2019をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…