ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月9日付)を公開し、3月8日に難民959人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは107人(うち女性33人、子供55人)、ヨルダンから帰国したのは852人(うち女性240人、子供408人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は154,036人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者58,702人(うち女性17,676人、子ども29,741人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者95,334人(うち女性28,626人、子ども48,606人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 382,357人(うち女性114,740人、子供194,859人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民107人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは35人(うち女性14人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは28人(うち女性16人、子ども8人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは60人(うち女性16人、子ども33人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は12,058人(うち女性4,170人、子供5,210人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,280,654人(うち女性385,249人、子供647,245人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 9, 2019をもとに作成。
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