アサド大統領は、シリアを訪れた中国の陈晓东外交部長助理一行とダマスカスで会談した。
SANA(3月10日付)によると、会談では、政治、軍事、経済、文化、テクノロジーといった分野での両国の連携協力関係の強化の必要が確認された。
アサド大統領は会談で、シリアに対する戦争が、制裁や経済戦争を基礎とした新たなかたちに変容しつつあるとする一方、シリアでの「テロとの戦い」は国際社会全体で行われている戦争の一環で、過激思想は地理的に境界を越えて拡大する危険があると指摘、軍事面だけでなく、思想、イデオロギー面でも戦いを行う必要があると強調した。
また、「テロとの戦い」がシリア危機の政治的解決をもたらすものだとし、テロ拡散が続いているなかで政治的解決について話すことは、幻想であり偽りだと述べた。
陈外交部長助理はまた、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相とも個別に会談した。
AFP, March 10, 2019、ANHA, March 10, 2019、AP, March 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 10, 2019、al-Hayat, March 11, 2019、Reuters, March 10, 2019、SANA, March 10, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, March 10, 2019、UPI, March 10, 2019などをもとに作成。
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