シリア軍はハマー県、イドリブ県、ラタキア県でシャーム解放機構などと交戦(2019年3月11日)

ハマー県では、SANA(3月11日付)によると、ハーン・シャイフーン市、タッル・マンス村で活動を続けるシャーム解放機構がシリア政府支配地域を砲撃、シリア軍が同地にあるシャーム解放機構の拠点や陣地を砲撃して、応戦した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルズィーター市を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、タマーニア町、ナージヤ村、ビダーマー町、ジャルジャナーズ町、スカイク村、ウンム・ハラーヒール村、フワイン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山、タルディーン村、ハッダーダ村を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団もアブー・アスアド丘のシリア軍拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(アレッポ県7件、ラタキア県5件、イドリブ県6件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を22件(ラタキア県7件、イドリブ県7件、ハマー県8件)を確認した。

AFP, March 11, 2019、ANHA, March 11, 2019、AP, March 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2019、al-Hayat, March 12, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 11, 2019、Reuters, March 11, 2019、SANA, March 11, 2019、UPI, March 11, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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