ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月15日付)を公開し、3月14日に難民1,016人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは156人(うち女性47人、子供80人)、ヨルダンから帰国したのは860人(うち女性258人、子供439人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は159,295人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者59,308人(うち女性17,928人、子ども30,167人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者99,987人(うち女性30,022人、子ども50,979人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 388,575人(うち女性116,608人、子供198,068人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民52人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは25人(うち女性8人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは24人(うち女性7人、子ども11人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは3人(うち女性0人、子ども0人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は12,774人(うち女性4,398人、子供5,500人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,281,370人(うち女性386,957人、子供649,266人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 15, 2019をもとに作成。
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