ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月16日付)を公開し、3月15日に難民1,160人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは406人(うち女性122人、子供207人)、ヨルダンから帰国したのは971人(うち女性289人、子供496人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は160,455人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者59,497人(うち女性17,881人、子ども30,087人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者100,958人(うち女性30,311人、子ども51,475人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 389,735人(うち女性100,823人、子供171,252人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民108人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは33人(うち女性11人、子供14人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは34人(うち女性14人、子ども11人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは41人(うち女性12人、子ども17人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は12,882人(うち女性3,820人、子供4,724人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,281,478人(うち女性386,379人、子供648,490人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 16, 2019をもとに作成。
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