イランのモハンマド・バーゲリー参謀長(少将)、ウスマーン・ガーニミー参謀長(上級大将)が率いるイラン・イラク軍合同使節団がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。
SANA(3月18日付)によると、会談では、シリア国内での戦況、シリア・イラン・イラク三カ国の連携強化のありよう、とりわけ「テロとの戦い」の作戦面での連携などについて意見が交わされた。
アサド大統領は会談で、シリア・イラン・イラクの3軍が流した血が、一部外国が背後から支援するテロや傭兵との対決において混じり合ったことで、三カ国関係が強固なものとなったとしたうえで、今回の会談を、三カ国国民を特徴づける尊厳、誇りといった諸原則の結節点とみなすことができると評価した。
アサド大統領はまた、シリア軍のアリー・アブドゥッラー・アイユーブ国防大臣兼軍武装部隊副司令官と両参謀長との会談の内容について報告を受けた。
バーゲリー参謀長は、三カ国がテロの脅威に直面するなかで、シリアで「テロとの戦い」を行うことが、イラク、イランの防衛につながると述べた。
ガーニミー参謀長は、「イラクはシリアの深部にあり、シリアもイラクの深部にある」としたうえで、歴史、地理、慣習、伝統、運命を共にする両国民の統合を妨げるものはないと強調、両国国境地帯での「テロとの戦い」継続と両国軍連携の意思を示した。
AFP, March 18, 2019、ANHA, March 18, 2019、AP, March 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2019、al-Hayat, March 19, 2019、Reuters, March 18, 2019、SANA, March 18, 2019、UPI, March 18, 2019などをもとに作成。
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