ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月19日付)を公開し、3月18日に難民758人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは137人(うち女性42人、子供70人)、ヨルダンから帰国したのは621人(うち女性186人、子供317人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は162,862人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者60,049人(うち女性18,152人、子ども30,546人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者102,813人(うち女性30,681人、子ども52,105人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 392,142人(うち女性104,721人、子供177,874人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民75人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは32人(うち女性11人、子供15人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは38人(うち女性19人、子ども12人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは5人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は13,192人(うち女性3,864人、子供4,767人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,281,788人(うち女性387,092人、子供649,426人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 19, 2019をもとに作成。
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