ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月20日付)を公開し、3月19日に難民920人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは187人(うち女性57人、子供95人)、ヨルダンから帰国したのは733人(うち女性220人、子供374人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は163,782人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者60,236人(うち女性18,209人、子ども30,641人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者103,546人(うち女性31,087人、子ども52,796人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 393,062人(うち女性117,954人、子供200,359人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民94人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは36人(うち女性15人、子供14人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは24人(うち女性13人、子ども7人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは34人(うち女性11人、子ども6人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は13,286人(うち女性4,572人、子供5,687人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,281,882人(うち女性387,131人、子供649,453人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 20, 2019をもとに作成。
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