シリア軍はハマー県、イドリブ県でシャーム解放機構と交戦(2019年3月20日)

ハマー県では、SANA(3月20日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のスカイラビーヤ市の住宅街、アズィーズィーヤ村、ラスィーフ村、ムハルダ市一帯を砲撃し、女児1人を含む2人が負傷し、民家が被害を受けた。

これに対して、シリア軍はフワイジャ村、サフリーヤ村、サハーブ村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月20日付)によると、アンカーウィー村に対するシリア軍の砲撃で、子供2人が死亡、住民多数が負傷、トゥワイナ村への砲撃で女性1人が死亡した。

シリア軍はまた、サフリーヤ村、カイラータ村、フワイズ村、フワイジャ村を砲撃した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月20日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県1件、ラタキア県10件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を21件(アレッポ県14件、ハマー県4件、イドリブ県2件、ラタキア県1件)確認した。

AFP, March 20, 2019、ANHA, March 20, 2019、AP, March 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2019、al-Hayat, March 21, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 20, 2019、Reuters, March 20, 2019、SANA, March 20, 2019、UPI, March 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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