ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月25日付)を公開し、3月24日に難民737人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは242人(うち女性73人、子供123人)、ヨルダンから帰国したのは495人(うち女性149人、子供252人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は168,180人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者61,346人(うち女性18,548人、子ども31,211人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者106,824人(うち女性32,072人、子ども54,468人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 397,460人(うち女性119,278人、子供202,601人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民240人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは35人(うち女性19人、子供10人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは39人(うち女性17人、子供8人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは166人(うち女性46人、子ども72人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は14,379人(うち女性4,383人、子供5,478人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,282,975人(うち女性387,353人、子供649,913人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 25, 2019をもとに作成。
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