イスラエル軍戦闘機がアレッポ市郊外をミサイル攻撃、シリア軍防空部隊が応戦(2019年3月27日)

シリア軍消息筋は、27日午後23時、イスラエルがアレッポ市北東のシャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)内の複数カ所に対してミサイル攻撃を行ったのを受け、シリア軍防空部隊がこれを迎撃、ミサイル多数を撃破したと発表した。

SANA(3月27日付)が伝えた。

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ドゥラル・シャーミーヤ(3月27日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、ミサイル攻撃は、イスラエル軍戦闘機複数機から発射され、アレッポ国際空港一帯とシャイフ・ナッジャール市に着弾、巨大な爆発が何度も起きたという。

活動家らによると、狙われたのはシリア軍と「イランの民兵」の拠点。

シリア軍は迎撃に際して、S-300防空システムは使用しなかったという。

なお、シリア人権監視団によると、この攻撃で、イランおよびイランの支援を受ける戦闘員7人が死亡したという。

AFP, March 27, 2019、ANHA, March 27, 2019、AP, March 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2019、al-Hayat, March 28, 2019、Reuters, March 27, 2019、SANA, March 27, 2019、UPI, March 27, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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