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シリアのダーイシュのもとに置き去りにされていたサウジアラビア人戦闘員の息子2人が無事帰国(2019年3月31日)

アラビーヤ・チャンネル(3月31日付)は、サウジアラビアの諜報機関がシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)から少年2人を救出する作戦を成功させたと伝えた。

同チャンネルによると、救出されたのはアブドゥッラーくん(16歳)とアフマドくん(13歳)。

2人がシリアに入ったのは5年前。

「トルコへの観光」と偽って密入国した父親に連れられていた。

だが、父親はその1ヶ月後に自爆攻撃を行って死亡し、ダーイシュ(イスラーム国)に保護されていた。

2人はサウジアラビアの諜報機関によって救出され、トルコを経由し、無事サウジアラビアの首都リヤドに到着した。

リヤドに到着したアブドゥッラーくんは「私たちはサウジアラビアにいます。おかげさまで無事です」と語った。

一方、アフマドくんは目の下に傷が残っている。

リヤド国際空港で両親や親戚の出迎えを受けた2人は喜びの笑みを浮かべ、母親は泣きながら2人を抱きしめた。

AFP, March 31, 2019、Alarabia, March 31, 2019、ANHA, March 31, 2019、AP, March 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2019、al-Hayat, April 1, 2019、Reuters, March 31, 2019、SANA, March 31, 2019、UPI, March 31, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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