ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月1日付)を公開し、3月31日に難民1,079人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは768人(うち女性230人、子供392人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は174,465人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者62,949人(うち女性19,027人、子ども32,023人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者111,516人(うち女性33,481人、子ども56,861人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 403,745人(うち女性121,166人、子供205,806人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。
一方、国内避難民99人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは40人(うち女性15人、子供13人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは26人(うち女性10人、子供9人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは33人(うち女性4人、子供18人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は15,073人(うち女性5,123人、子供6,479人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,283,669人(うち女性387,682人、子供650,245人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, April 1, 2019をもとに作成。
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