トルコの支援を受ける国民軍は、米占領地域からアレッポ県に移動し、YPG主体のシリア民主軍に参加しようとした殉教者アフマド・アブドゥー軍団を攻撃(2019年4月2日)

アレッポ県では、トルコの支援を受ける国民軍所属の第1軍団が、ジャラーブルス市南のフルワンジー村で殉教者アフマド・アブドゥー軍団に先制攻撃を加えた。

殉教者アフマド・アブドゥー軍団は、米国が占領するヒムス県南東部のタンフ通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動していたが、2018年半ばにアレッポ県北部に退去していた。

先制攻撃は、殉教者アフマド・アブドゥー軍団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加しようとしていたために実行されたという。

一方、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコの占領下にある県北部マーリア市近郊のトゥワイス村近郊でシャーム戦線の車輌を攻撃、戦闘員1人を殺害したと発表した。

ANHA(4月3日付)が伝えた。

AFP, April 2, 2019、ANHA, April 2, 2019、AP, April 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2019、al-Hayat, April 3, 2019、Reuters, April 2, 2019、SANA, April 2, 2019、UPI, April 2, 2019などをもとに作成。

 

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