ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月3日付)を公開し、4月2日に難民928人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは209人(うち女性63人、子供107人)、ヨルダンから帰国したのは719人(うち女性216人、子供367人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は176,202人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者63,302人(うち女性19,113人、子ども32,204人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者112,900人(うち女性33,897人、子ども57,567人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 405,482人(うち女性121,688人、子供206,693人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。
一方、国内避難民68人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは32人(うち女性13人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは36人(うち女性15人、子供7人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は12,210人(うち女性5,172人、子供6,520人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,283,806人(うち女性387,731人、子供650,286人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, April 3, 2019をもとに作成。
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