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サーラ情報大臣「シリアはそもそも、領内のどの場所であれ、イスラエル兵の遺体があるなどということは承知していない」(2019年4月4日)

イマード・サーラ情報大臣は、1982年のスルターン・ヤアクーブの戦い(レバノン)で行方不明になっていたイスラエル軍兵士ザハリア・バウメル(Zacharia Bawmel)氏の遺体をイスラエル軍・諜報機関が特殊作戦でシリア領内から奪還したことに関して、シリア・アラブ・テレビ(4月4日付)に対して「シリアはそもそも、領内のどの場所であれ、イスラエル兵の遺体があるなどということは承知していない」と述べた。

サーラ情報大臣はまた、「もし承知していたら、国益が求めることを行っていた。それがこれまで行ってきたことだ」と付言し、イスラエル軍が遺体を奪った事実はそもそもないと主張した。

AFP, April 4, 2019、ANHA, April 4, 2019、AP, April 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2019、al-Hayat, April 5, 2019、Reuters, April 4, 2019、SANA, April 4, 2019、UPI, April 4, 2019などをもとに作成。

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