ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月5日付)を公開し、4月4日に難民816人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは225人(うち女性68人、子供115人)、ヨルダンから帰国したのは591人(うち女性177人、子供301人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は177,855人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者63,730人(うち女性19,262人、子ども32,422人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者114,125人(うち女性34,264人、子ども58,191人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 407,135人(うち女性122,184人、子供207,535人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。
一方、国内避難民1,115人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは35人(うち女性15人、子供13人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは24人(うち女性9人、子供8人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは1,056人(うち女性261人、子供442人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は16,380人(うち女性5,475人、子供7,009人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,284,976人(うち女性388,034人、子供660,775人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, April 5, 2019をもとに作成。
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