ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月8日付)を公開し、4月7日に難民971人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは314人(うち女性94人、子供160人)、ヨルダンから帰国したのは657人(うち女性197人、子供335人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は181,670人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者64,662人(うち女性19,542人、子ども32,898人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者117,008人(うち女性35,129人、子ども59,662人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 410,950人(うち女性123,329人、子供209,482人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。
一方、国内避難民501人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは26人(うち女性9人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは16人(うち女性4人、子供10人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは458人(うち女性140人、子供214人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は16,996人(うち女性5,671人、子供7,281人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,285,592人(うち女性388,230人、子供651,047人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, April 8, 2019をもとに作成。
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