SANA(4月13日付)やシリア・アラブ・テレビ(4月13日付)は、軍消息筋の情報として、ハマー県のミスヤーフ市近郊にあるシリア軍の拠点複数カ所が午前2時30分頃、イスラエル軍戦闘機のミサイル攻撃を受け、シリア軍の防空部隊が迎撃したと伝えた。
イスラエル軍戦闘機はレバノン上空からシリア領内を狙って攻撃を行ったという。
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イスラエルのサイト(موكد هيديعوت、4月13日付)やシリア人権監視団によると、攻撃は戦闘機8機によって行われ、イスラエル海軍の戦艦サール5型コルベットも参加した。
ロシア軍には攻撃開始5分前に「事前通告」を行ったという。
攻撃では、ミスヤーフ市内の会計学校、ザーウィー村にある中距離ミサイル開発センター、シャイフ・ガドバーン村にあるイラン・イスラーム革命防衛隊の前哨基地が標的となり、シリア軍、「イランの民兵」17人とイラン・イスラーム革命防衛隊1人が死亡したという。
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一方、レバノン日刊紙『ムドゥン』(4月13日付)によると、イスラエル軍戦闘機が発射したミサイルは12発で、ヒムス市西の防空大隊基地も狙われたという。
この基地には、 オサー(9K33)・ミサイルが配備されており、ヒズブッラーも部隊も駐留していたという。
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また、レバノンのNNA(4月13日付)は、イスラエル軍はレバノン領空に低空で侵犯し、南部県サイダー市上空からシリア領内をミサイル攻撃したと伝えた。
ミサイル攻撃の爆発音は北部県アッカール郡のワーディー・ハーリド一帯でも聞こえたという。
AFP, April 13, 2019、ANHA, April 13, 2019、AP, April 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2019、al-Hayat, April 14, 2019、al-Mudun, April 13, 2019、NNA, April 13, 2019、Reuters, April 13, 2019、SANA, April 13, 2019、UPI, April 13, 2019などをもとに作成。
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