イドリブ県では、スマート・ニュース(6月4日付)によると、同県を中心とする反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)の治安・軍事権限を掌握するシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構が、カフル・ウワイド村で人民抵抗連隊の司令官であるヤースィル・ダドゥウ氏を逮捕した。
複数の地元活動家によると、何者かが彼に軍事支援を行っているとの情報が入ったことを受けて逮捕されたという。
イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月20日付)によると、イドリブ市で新たな反体制武装組織「人民抵抗連隊」が結成された。
人民抵抗連隊は、トルコとの国境に面するイドリブ県バーブ・ハワー国境通行所で5月12日に開催されたシューラー評議会なる組織の緊急会合で結成が決定され、20日に発足した武装集団。
5月30日に、反体制派支配地域の境界地帯でシリア軍の進軍に備えるため、「汝のくにを防御せよ」と銘打った作戦を開始したと発表していた。
AFP, June 3, 2019、ANHA, June 3, 2019、AP, June 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2019、al-Hayat, June 4, 2019、Reuters, June 3, 2019、SANA, June 3, 2019、SMART News, June 3, 2019、SOHR, June 3, 2019、UPI, June 3, 2019などをもとに作成。
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