ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月15日付)を公開し、6月14日に難民1,491人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは420人(うち女性126人、子供215人)、ヨルダンから帰国したのは1,071人(うち女性321人、子供546人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は262,214人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者89,506人(うち女性27,005人、子ども45,568人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者172,708人(うち女性51,843人、子ども88,068人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 491,494人(うち女性147,506人、子供250,558人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,638,968人(うち女性1,991,690人、子供3,385,874人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, June 15, 2019をもとに作成。
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