YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東の2カ村を包囲し、住民111人を拘束(2019年6月18日)

ダイル・ザウル県では、SANA(6月18日付)が複数の住民筋およびメディア筋から得た情報として伝えたところによると、米主導の有志連合の支援を受ける人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がマヤーディーン市の東(ユーフラテス川東岸)に位置するタヤーナ村、シュワイハーン村を包囲し、両地に突入、住民に対して発砲し、111人を拘束した。

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これに関して、シリア人権監視団によると、シリア民主軍による住民拘束が、6月10日に発生したブー・ファルユー部族とブー・ジャーミルおよびバキール部族の衝突を受けたものだとしたうえで、同軍が武器弾薬を押収するために、タヤーナ村、シュワイハーン村ではなく、アブー・ナイタル村、ナムリーヤ村を包囲し、多数の部族民兵を拘束したと発表した。

AFP, June 18, 2019、ANHA, June 18, 2019、AP, June 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 18, 2019、al-Hayat, June 18, 2019、Reuters, June 18, 2019、SANA, June 18, 2019、SOHR, June 18, 2019、UPI, June 18, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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