リビア国民合意政府はハフタル将軍が資金と武器を得るためシリア政府に航空燃料を密輸していると非難(2019年7月9日)

国連の主導のもとに2016年に発足したリビア国民合意政府(GNA)は、ハリーファ・ハフタル将軍が率いるリビア国民軍(LNA、2014年発足)傘下の投資委員会が、資金や武器を得るために、シリア政府に航空燃料を密輸したとの情報を入手した、と発表した。

リビア国民合意政府によると、この委員会はまた「現在ダマスカスを掌握している複数の治安当局と連携して、シリアのラタキア港からリビア国内に密輸されようとしていた麻薬を押収した」ほか、「シリアのパスポートを所有する複数名に偽のビザや許可証を発給し、彼らをベンガジなどから密入国させた」という。

AFP, July 9, 2019、ANHA, July 9, 2019、AP, July 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 9, 2019、Reuters, July 9, 2019、SANA, July 9, 2019、SOHR, July 9, 2019、UPI, July 9, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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