ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月10日付)を公開し、7月9日に難民1,237人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは314人(うち女性108人、子供183人)、ヨルダンから帰国したのは923人(うち女性240人、子供409人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は299,072人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者98,966人(うち女性29,314人、子ども49,492人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者200,106人(うち女性60,066人、子ども102,042人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 528,352人(うち女性158,569人、子供269,357人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,187人(うち女性1,994,156人、子供3,390,065人)。
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一方、国内避難民14人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは14人(女性5人、子供6人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は33,243人(うち女性4,013人、子供5,015人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,301,839人(うち女性386,572人、子供648,781人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, July 10, 2019をもとに作成。
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