スプートニク・ニュース(7月22日付)は、複数の地元筋およびメディア筋の話として、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)が、トルコ領内から米国製の最新トンネル掘削用機器多数をシリア国内の反体制派支配地域に持ち込むとともに、アラブ人国籍の建設・地理関連の技術者多数がこれらの機器とともにシリア領内に入ったと伝えた。
同筋によると、機器と技術者たちのシリア入りは、サウジアラビア人説教師で、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動などのアル=カーイダ系組織に近い、元シャーム解放機構幹部の自称「無所属戦闘員」アブドゥッラー・ムハイスィニー氏の監督のもとに行われ、シリア・ロシア軍の攻撃が続いているイドリブ県のハーン・シャイフーン市、ハマー県のカフルズィーター市、ラターミナ町、ガーブ平原などに配備され、トンネルの掘削や陣地の建設が進められる模様だという。
AFP, July 22, 2019、ANHA, July 22, 2019、AP, July 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2019、Reuters, July 22, 2019、SANA, July 22, 2019、SOHR, July 22, 2019、UPI, July 22, 2019などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…