シリア政府の牙城である首都ダマスカスとラタキア市で相次いで爆発が発生、国防隊司令官1人が死亡(2019年7月22日)

ダマスカス県では、SANA(7月22日付)によると、カダム区で爆弾が爆発し、市民1人が死亡した。

これに関して、カシオン連隊を名のるグループが声明を出し、マイダーン区・ナフル・イーシャ地区で国防隊の司令官の1人イヤード・ドゥユーブ氏の車に爆弾を仕掛け、爆破したと発表、犯行を認めた。


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ラタキア県では、SANA(7月22日付)によると、ラタキア市のティシュリーン大学のキャンパスに迫撃砲弾1発が着弾した。

死傷者はなかった。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月22日付)が複数の地元筋の話として伝えたによると、ヒルバト・ガザーラ町にある検問所で、空軍情報部メンバーのアワード・アリー・アワードなる人物が何者かによって狙撃され、死亡した。

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ダイル・ザウル県では、ANHA(7月23日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトゥカイヒー村でダーイシュ(イスラーム国)のメンバー1人を殺害、3人を拘束、大量の爆発物や武器弾薬を押収した。

AFP, July 22, 2019、ANHA, July 22, 2019、July 23, 2019、AP, July 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2019、Reuters, July 22, 2019、SANA, July 22, 2019、SOHR, July 22, 2019、UPI, July 22, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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