メディア活動家のウマル・ハリーリー氏はフェイスブックのアカウントで、21日にダマスカス郊外県サアサア町近郊のクライアート村にロケット弾が着弾し、車を直撃、乗っていた運転していた男性1人と女児1人が死亡、3人が負傷したとのSANA(7月21日付)の報道に関して、無人航空機(ドローン)がヒズブッラーの幹部の一人であるマシュフール・ザイダーン氏の乗った車を狙ったものだと綴った。
ハリーリー氏によると、ドローン攻撃により、ザイダーン氏は即死、その場にいた市民多数が負傷したという。
ザイダーン氏はクナイトラ県ハドル村出身のシリア人で、数年前からヒズブッラーのメンバーとして活動し、シリア南部やダマスカス郊外県東グータ地方での戦闘を指揮していたという。
ザイダーン氏は4ヶ月前から姿を消し、死亡したとの情報も流れていたが、実際にはヒズブッラーによりレバノンに召喚され、その後新たな任務を帯びてシリアに戻っていたという。
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