北・東シリア自治局を主導するクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)幹部のアルダール・ハリール氏は、バスニュース(7月29日付)のインタビューに応じ、トルコと米国がシリア北東部で設置に向けた協議を続けている「安全地帯」について、部分的に受け入れる容易があることを示唆する発言を行った。
ハリール氏は次のように述べた。
「トルコは我々が「安全地帯」設置を拒否すると思っており、それを口実にこの地域を支配しようとしている…。トルコは幅32キロにおよぶ「安全地帯」を設置しようとしているが、これは受け入れられない…。彼らは幅32キロの地域に、北・東シリア自治局に残留して欲しくないと考えているが、この地域には自治局はとどまることになる…。その一方で、我々は、幅5キロの「安全地帯」を設置することは禁じてはいない…我々は脅迫には抵抗する。トルコは国境に部隊を集結させ、攻撃すると脅している。我々はこの脅迫を真剣に注視している」。
AFP, July 29, 2019、ANHA, July 29, 2019、AP, July 29, 2019、Basnews, July 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2019、Reuters, July 29, 2019、SANA, July 29, 2019、SOHR, July 29, 2019、UPI, July 29, 2019などをもとに作成。
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