ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月1日付)を公開し、7月31日に難民1,582人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは385人(うち女性109人、子供185人)、ヨルダンから帰国したのは1,197人(うち女性357人、子供607人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は333,733人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者107,945人(うち女性20,409人、子ども34,371人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者225,788人(うち女性39,481人、子ども67,059人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 563,013人(うち女性155,711人、子供264,502人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,637,757人(うち女性1,991,327人、子供3,385,256人)。
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一方、国内避難民261人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは261人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は44,736人(うち女性14,413人、子供20,398人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,303,554人(うち女性388,939人、子供652,319人)となった。
なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した261人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は261人だった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 1, 2019をもとに作成。
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