シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、「武装テロ集団」がイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯(第1ゾーン)での停戦遵守を拒否し、周辺地域の民間人に対する攻撃を行っていると批判、この攻撃への対抗阻止として作戦を再開すると発表した。
総司令部はまた、トルコ政府当局が、2018年9月のソチでのロシア・トルコ首脳会談での合意(非武装地帯設置にかかる合意)を無視し、イドリブ県に集結しているテロ組織の攻撃を支援し、そのことがテロリストの立場を強め、シリア領内でテロの脅威を拡大させている、と批判した。
そのうえで、停戦合意はトルコが非武装地帯設置にかかる合意を遵守することを条件としていることを鑑み、シリア軍はシリア国民を保護し、その安全を保証するという憲法上の義務に基づき、テロ組織に対する戦闘行為を再開すると表明した。
SANA(8月5日付)が伝えた。
AFP, August 5, 2019、ANHA, August 5, 2019、AP, August 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2019、Reuters, August 5, 2019、SANA, August 5, 2019、SOHR, August 5, 2019、UPI, August 5, 2019などをもとに作成。
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