昨年末にシリア国内を訪問した際に政府当局によって拘束されたカナダ人ジャーナリストのクリスチャン・バクスター(Kristian Baxter)氏が、レバノン治安当局の仲介によって釈放され、ベイルートで記者会見を行った。
仲介にあたったレバノンのアッバース・イブラーヒーム総合情報部長と在レバノン・カナダ大使館のエマヌエル・ァムロー大使が同席した記者会見で、バクスター氏は、イブラーヒーム局長の手をとって謝意を伝えるとともに、「私が生きているということを誰かが知っている知っているかどうか分からなかった」などと涙ながらに話した。
バクスター氏は、レバノンとの国境に近い村にある義理の兄弟の家を訪れていた際、「法律違反」を理由にシリア政府当局に拘束されていたが、レバノン治安当局の仲介により釈放されたという。
『ハヤート』(8月9日付)などが伝えた。
AFP, August 9, 2019、ANHA, August 9, 2019、AP, August 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2019、al-Hayat, August 10, 2019、Reuters, August 9, 2019、SANA, August 9, 2019、SOHR, August 9, 2019、UPI, August 9, 2019などをもとに作成。
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