ステップ・ニュース(8月20日付)、シリア人権監視団などによると、シリア軍がハマー県北部とイドリブ県ハーン・シャイフーン市を制圧したことを受け、緊張緩和地帯設置合意に基づいて同県ムーリク市近郊に設置されていたトルコ軍の監視所(第9監視所)はシリア軍によって完全に包囲された。
その処遇は不明だが、同地には反体制武装集団が依然として残留しているという。
なお、TRT(8月20日付)は、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣が、包囲を受けている監視所に関して、「トルコはハマー県の第9監視所をどこにも撤退させる意思はない」と述べたと伝えた。
チャヴシュオール外務大臣はまた、シリア政府に対して「火遊びをすべきではない」、「我々は我が軍の安全を守るため必要なあらゆることをする」と警告した。
AFP, August 20, 2019、ANHA, August 20, 2019、AP, August 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2019、Reuters, August 20, 2019、SANA, August 20, 2019、SOHR, August 20, 2019、TRT, August 20, 2019、UPI, August 20, 2019などをもとに作成。
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