ヒズブッラーが主導する対イスラエル武装抵抗組織のレバノン国民抵抗は声明を出し、9月1日午後4時15分に、占領下パレスチナ(イスラエル)北部のアヴィヴィン入植地に至る街道のイスラエル軍車輌を攻撃し、中にいた兵士複数名を殺傷したと発表した。
攻撃は、24日にイスラエル軍戦闘機がダマスカス郊外県アクラバー村近郊をミサイル攻撃し、ヒズブッラーのメンバー2人が死亡したことへの報復で、レバノン側の発表によると死者数は4人。
イスラエル軍は、この攻撃により負傷者が出たことを認めたが、死者については否定した。
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一方、レバノン軍司令部は、イスラエル軍がこれに対する報復として、ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡のマールーン・ラース村、アイタルーン村、ヤールーン村一帯をクラスター弾や白リン弾40発以上で攻撃、火災が発生した。
これに関して、イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、イスラエル軍が対抗措置として、ミサイルが発射された地域に向けて迫撃砲約100発を発射し、ヘリコプター複数機で攻撃を加えたと発表した。
AFP, September 1, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019などをもとに作成。
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