シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構はロシアとの水面下の交渉、組織解体を否定(2019年9月5日)

シリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構の軍事委員会メンバーでアブー・フサインを名乗る男性は、メディア関係者との懇談の席上で、ロシアとの水面下での交渉の存在について否定した。

アブー・フサインは「占領国ロシアとの交渉が行われているとの報道は正しくない。ロシアが発表した停戦は一方的なものだ」と述べた。

また、シャーム解放機構の組織を解体し、そのメンバーをトルコが支援する国民解放戦線に糾合しようとする動きがあるとの情報についても「こうした報道も否定されるべきで、正しくない。シャーム解放機構はいかなる勢力とも交渉を行っていない」と述べた。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月5日付)などが伝えた。

AFP, September 5, 2019、ANHA, September 5, 2019、AP, September 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 5, 2019、Reuters, September 5, 2019、SANA, September 5, 2019、SOHR, September 5, 2019、UPI, September 5, 2019などをもとに作成。

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