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ファールーク・シャルア副大統領は、『ハヤート』のダマスカス支局長ら記者4人と懇談し、シリア国内情勢などについて語った。
シャルア副大統領は懇談のなかで、アサド大統領による包括的改革プログラムの行程に沿って、改革が年末までに完了だろうと述べた。
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SANA(7月22日付)によると、ダマスカス県ダマスカス砦前、バーブ・トゥーマー前、ハサカ市、タルトゥース市などで、アサド大統領の包括的改革プログラム支持、外国の干渉拒否を訴える集会が開かれ、多数の市民が参加した。
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SANA(7月22日付)は、メディア筋の話として、一部衛星テレビで報じられたシリア軍分裂の情報に関して、事実に反すると否定した。
『ハヤート』(7月23日付)によると、各地で治安部隊が厳戒態勢を敷くなか、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ヒムス県、イドリブ県、ダイル・ザウル県、ダルアー県、ラタキア県、ハサカ県で金曜礼拝後に反体制デモが発生した。
シリア人権監視団によると120万人以上がデモに参加し、うち「ダイル・ザウル(県か市かは不明)ではデモ終了時には55万人以上が、ヒムス(県か市か不明)でも65万人以上が参加していた」という。
デモ参加者は「殺戮はたくさんだ」、「宗派戦争煽動に反対」といったシュプレヒコールを連呼、ヒムス市との紐帯を訴えた。
複数の活動家・目撃者によると、治安部隊は昨日、デモ参加者への発砲によって少なくとも11人を殺害した。
シリア人権監視団とシリア人権国民機構は、これ以外にも6人がダマスカス郊外、アレッポ、そして北西部のイドリブでの抗議行動で殺害されたと述べた。
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ヒムス県では、複数の目撃者によると、ヒムス市で夜、5人の民間人が殺害された。
同市内には、抗議行動に対抗するために戦車が展開していた。
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ダマスカス県では、複数の活動家によると、治安部隊の展開により、ルクン・ディーン区、カーブーン区などが完全に孤立し、バルザ区で家宅捜索が断交されるなか、マイダーン地区などで反体制デモが発生した。
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ダマスカス郊外県では、複数の活動家によると、ドゥーマー市、ムライハ市で治安部隊による家宅捜索が行われた。
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ハサカ県では、『ハヤート』(7月23日付)によると、カーミシュリー市で反体制デモが発生し、参加者と治安部隊が「初めて」衝突した。
複数の目撃者によると、警官と体制支持者がカーミシュリー市でのデモを強制排除しようとして棍棒、催涙ガスを用いたことで、数十人が負傷したという。
フランス外務省のベルナール・ヴァレロ報道官は「軍とそれ以外の治安部隊は自らの行為に対して制裁を受けることを理解せねばならない」と述べ、「フランスは今日、ヒムス市での事態に対して重大な懸念を表明する」としたうえで、アサド政権に対して「民間人に恐怖を広めること」から手を引くよう警告した。
AFP, July 22, 2011、Akhbar al-Sharq, July 22, 2011、al-Hayat, July 23, 2011、Kull-na Shuraka’, July 22, 2011、Naharnet, July 22, 2011、Reuters, July 22, 2011、SANA, July 22, 2011などをもとに作成。
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