国連総会に出席するために米ニューヨークを訪問中のワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)とシリア政府代表団は、国連本部内でアラブ連盟のアフマド・アブー・ガイト事務総長と偶然出くわし、握手と抱擁を交わした。
その映像はツイッターなどのSNSを通じて拡散され、ドゥラル・シャーミーヤ(9月27日付)などの反体制系サイトによると、多くの活動家の怒りを買ったという。
シリア代表団の前に突如姿を現したアブー・ガイト事務総長は「(シリア代表団がいるとみなが)言っていたんです…。こんばんは、お会いできてうれしいです」と述べ、ムアッリム外務在外居住者大臣、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表と握手・抱擁を交わした。
これに対して、ミクダード外務在外居住者副大臣は「バーイン・バーイン」(シリア方言で話し手の疑念を表す感嘆詞)と言って、握手・抱擁に応じた。
シリアは2011年にアラブ連盟の加盟資格を失っている。
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ムアッリム外務在外居住者大臣は、国連総会に出席するためにニューヨークに滞在中のロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣、キプロスのニコス・フリストドゥリディス外務大臣、ベネズエラのホルヘ・アレアサ外務大臣と相次いで会談した。
AFP, September 27, 2019、ANHA, September 27, 2019、AP, September 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2019、Reuters, September 27, 2019、SANA, September 27, 2019、SOHR, September 27, 2019、UPI, September 27, 2019などをもとに作成。
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